コラム
たくさんあげたくなるおやつ、フードほど注意が必要!
躾の為であったり、日々のスキンシップとしてワンちゃんにおやつをたくさんあげている方もいらっしゃるかと思います。
「指定された量だけあげる分には特に問題ないだろう」とお考えの方も多いです。
ただ、犬のおやつの中には様々な添加物が入っています。
酸化防止剤、着色料、甘味料など。
人間の食材にも入っているものなので、特に犬だけに入っている成分というわけではありません。
ただ、人間と違って、犬は免疫機能が特別高いわけではありません。
少量のアレルギー物質が体内に入るだけでもアレルギー反応を起こして嘔吐してしまったり、食欲が減退してしまうワンちゃんもいます。
例えば甘味料として使用されるキシリトール。
キシリトールは血糖値を低下させる作用がありますので、ワンちゃんによっては中毒を起こしてしまうリスクのある危険なものです。
キシリトールというと歯を強くするものといったイメージがあって、悪い成分ではないイメージがありますが、犬にとっては注意が必要なものです。
このように人間と同じ考え方ではなく、犬にとっての安全性、健康面を考えたおやつの提供が必要になってきます。
もちろん犬用おやつはそういった事も考慮して配合されていますが、安全面を考慮するなら無添加も選択肢に入れると良いかと思います。